先輩からのメッセージ
6期生 小平 敦之
Q1.チーム柏に入って成長したと思うことは?
走ることを心から楽しめるようになったことです。チーム柏に入る前、小学4年生の時の学校対抗の市駅伝でチームとして優勝を狙っていた中、自分が期待された走りができなかったせいで負けました。それ以降走ることが楽しくなくなってしまい、特に駅伝を走るのが怖くなっていました。しかし、小学5年の秋にコーチが声をかけてくださり、練習に参加させていただいたところ、チームの仲間と競いながら練習する楽しさの虜になりました。さらにデビュー戦の駅伝で強いメンバーたちのおかげでアンカーとして1位でゴールテープを切らせてもらったことで、駅伝の怖さも払拭することができました。もしあの時コーチが声をかけて下さらなかったら今走っていることもなかったと思うので、とても感謝しています。
Q2.小学生で一番思い出に残っているレースは?
大阪での全国クロカン駅伝です。チームで1年間そこで優勝するという目標のもとずっと活動しており、そのモチベーションできつい練習も乗り越えていたと思います。結果的には7秒差で準優勝という形にはなりましたが、1人ひとりが1秒を削り出すことの大切さを身に染みて感じ、それはそれ以降の陸上人生にも繋がっていると思います。また、準優勝だったことがすごく悔しくてチームメイトと涙を流したのをよく覚えています。チームとして1つになれたこと、同じ感情を共有するという体験ができたという意味でも人間的に成長できた大会だと思っています。
Q3.小学生の時、速く走るために意識していたことは?
自分は野球もやっていたのもあり、練習に行くことができない日も多かったのですが、とにかく練習についていくので必死だった記憶があります。逆に行かない日が多い分、行く時はちゃんとやらないと、という気持ちもありました。もちろん走る練習も大切だと思いますが、それ以外のアップであったり補強であったりの部分が走りにつながっていたように感じます。自分は不器用だったのもあり、最初はきついなと感じることもありましたが、何より近くに強いチームメイト、ライバルがいてくれたことで楽しみながらも頑張ることができたと思っています。また、練習後のお菓子交換があったので、それもモチベーションだったかもしれません。(笑)
Q4.小学生に向けてアドバイスをお願いします。
陸上は継続がものを言う競技だと思います。でもきついことを続けるのは本当に大変なことです。継続に必要なことは楽しみを見出すこと、簡単なのは目標を持つことかなと思います。大会で1番になりたい、この子に負けたくない、速く走れるようになってモテたい、なんでもいいと思います。練習は頑張れるけど、レースになると緊張しちゃって結果が出せない、そんなこともあると思います。そんな時はレース前にルーティンで自分が好きなことをするのがおすすめです。自分はレース当日の朝、必ずブラックサンダーを食べていたことでレースの日が楽しみになっていました。まずは楽しむことが1番です!
PROFILE
小平 敦之(こだいら あつゆき)/ 6期生
主な実績
小学生
第19回全国小学校クロスカントリーリレー研修大会 準優勝 4区区間2位
第16回キッズクロスカントリーリレー大会 優勝 1区区間賞
中学生
第65回千葉県通信陸上男子3000m優勝
関東中学、全国中学、都道府県駅伝出場
高校生
関東新人陸上(2020) 男子1500m 3位
南関東高校総体陸上(2021, 2022) 男子5000m出場